中古車査定士ってどんな資格?査定時にチェックしているポイントは?

査定士

中古車を査定する査定士。この査定士はもちろん資格が必要な職業です。

では査定士とは具体的にどのような資格なのでしょうか。

また、査定士が車をチェックする時、どこをどれくらい重視して
チェックしているのかも合わせて紹介します。

査定士になるために必要な条件

JAAI

査定士は、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が実施している
技能検定に合格した人が所有できる資格です。

また、査定士には「小型査定士」「大型査定士」の2種類があります。
それぞれに資格取得条件がありますが、違いとしては各資格に該当する
免許証を保有しているかどうかになります。

それぞれの条件をクリアしている人が、資格取得のための試験を受ける
ことができます。

小型査定士の資格取得条件

・普通免許証以上を取得していること

・自動車販売もしくは整備の経験が6ヶ月以上あること

・協会が定めた研修(3日間)を修了していること

大型査定士の資格取得条件

・大型第1種運転免許以上を取得していること

・自動車販売もしくは整備の経験が6ヶ月以上あること

・協会が定めた研修(3日間)を修了していること

資格の取得自体はそれほど難しいものではなく、受験者の9割近くが
合格できるものになります。ただ、試験を受けるためには6ヶ月以上
の車販売経験者か整備経験が必要になるため、未経験でいきなり
取得できる資格ではありません。

査定士の試験内容

査定士になるための試験には、学科試験実技試験があり、内容は
もちろん査定の制度や査定方法など、査定に関する知識があるかを
問われます。

学科試験のおおまかな内容

・中古自動車査定制度

・中古自動車査定基準および加減点基準

・自動車の構造・機能および取扱い

・保安基準および自動車に関する法規

・その他査定に関する事項

次に、実際に試験官の前で中古車査定の実技試験を行い、試験は
終了となります。

この試験に合格すると、JAAIに中古車自動車査定士として登録を
申請することができ、査定の仕事につくことができます。

査定士がチェックする項目と目安時間

それでは、この査定士が実際に中古車を査定するさい、どこを
どのようにチェックしているのか、またどれくらい時間がかかる
かについて説明します。

査定士がチェックをする箇所と時間は、およそ下記のようになります。

外装(約20分)

車の外装

外装は、傷や凹みがないか、また色あせがないかなどを細かく
チェックします。

ポイントは、傷の大きさや状態、塗装が必要なのかなど。傷や
色あせの程度がひどいと、査定額に影響します。

外装はやはり見る範囲が広いので、多少時間はかかります。

エンジンルーム(約5分)

エンジンルーム

エンジンルームのチェックは、エンジンを始動してエンジン音
の確認と、オイルなどの液体が漏れていないかなどの簡単な
目視で済ませますので、それほど時間はかかりません。

足回り(約5分)

足回りは、大きな損傷がないか、サビなどがないかをチェック
しますが、比較的短時間で終わらせる傾向があります。

というのも、足回りを本格的に確認するには、車をジャッキ
アップしてチェックしなければならず、かなり時間がかかって
しまいます。

ですので査定の時点ではそれほど時間をかけず、お客様の
申告に特に気になる点がない場合は、サラッと済ませる
ところになります。

フレーム(約3分)

車のフレーム

フレームも、お客様からの申告に大きな事故歴がなければ、
簡単な目視だけで終わります。

通常、大きな事故でも起こしていない限りはフレームが
いがんでしまうようなことも少ないので、それほど時間は
かかりません。

内装(約20分)

車内の清掃

内装はみるところが細かいため、多少時間がかかります。

シートの張替えが必要でないか、クリーニングが必要で
ないかのチェックと、プラスチック製品の傷などに加え、
オーディオやカーナビなどの製品の状態もチェックされます。

査定時間は短いほどチャンス!高く売れる可能性がある

まとめると、だいたい査定にかかる時間は1時間程度に
なりますが、この査定時間には、査定額に関わる重要な
ヒントが隠れています。

もしあなたの愛車の査定時間がかなり短く済んだ場合は、
あなたの愛車はかなり高く売れる可能性があるということ
です。

というのは、査定士の立場からすると、おおまかなチェック
でよいということは、おおざっぱに計算しても十分に利益の
出る車であるという事の裏返しになります。

中古のゲームや本などにも同じ事がいえますが、人気のある
ゲームや本は、多少問題があっても買ってくれます。

なぜなら、必ず高値で売れる事がわかっているからです。

中古車もこれと同じで、査定前の事前情報からすでに
買い取る価値がある車は、多少の問題があっても買い取りたい
と思っているので、査定もサラッと済まそうというのが
査定士の心理です。

例えば事前に聞いている車種、年式、走行距離などの情報
から、利益の出る車かどうかはあらかじめ目星がついています。

ですからよっぽど大きなキズや問題がなければ、それほど
入念にチェックをする必要もないのです。

逆に、入念にチェックをしている場合は、本当に買い取って
よい車なのか、買い取る価値があるのかを疑っていることに
なります。

ですので、「なんだかチェックが甘いなあ」と感じた場合は
特に、絶対に即決で売らないようにして下さい。

チェックが甘く、なおかつ買い取りたいという様子が見て
とれる場合は、十分に価値がある車を、安く見積もっている
可能性が高いです。

価値のある中古車を安く買取っておき、後で多少整備が必要で
あった場合も問題のない程度の含みを込めた査定額を提示
してきます。

この場合、交渉すれば査定額がかなり上る可能性を秘めて
いますので、査定時には査定士の様子をよくチェックして
おきましょう。

とは言え、仮に高値で買い取ってもらえる車であったと
しても、なかなか査定のプロと交渉するのは簡単では
ありません。

愛車を売るときに査定額をもっとも上げることのできる
唯一の方法は、一括査定で多数の業者に見積を依頼する
ことです。

一括査定で査定額をアップするポイントを下記で説明して
いますので、ぜひ参考にして下さい。

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